第16話 2回目のステータス鑑定

 母と一緒に教会に着いた。盾と鎧は、家に置いてきた。


 ステータス鑑定するには寄付金と言う名の鑑定料金2000エーンが必要なのだ。鑑定は、【鑑定師】の天職を持つ人が行うが、鑑定スキルのレベルが低いと、鑑定出来ない事もある。


 ハリソン街の教会では、スキルレベル5の鑑定スキルが行えるのだ。


 僕と母は、2000エーン払い、鑑定してもらう。


 どれどれどのくらい成長したかな。



 エルジュ 10歳 レベル4

 天職【アクセサリーショップ】


 天職レベル4

 攻撃 24

 防御 18

 速さ 34

 魔力 143


 天職スキル

 素材鑑定眼 Lv2

 素材分解 Lv2

 素材合成 Lv2

 形状記憶 Lv1


 一般スキル

 炎魔法 Lv2

 水魔法 Lv1

 風魔法 Lv1


 レベル4か、まあまあだな。魔力が異常に上がってるな。143ならレベル20くらいの目安なのに。炎魔法は、素材を分解したから上がったのかな。


「強くなったね。」

 母がステータスが書かれた紙を見てみる。


 母もステータス鑑定をしたので、紙を見せてもらう。



 ローズ 32歳 レベル46

 天職【フラワーショップ】


 天職レベル7

 攻撃 425

 防御 286

 速さ 413

 魔力 350


 天職スキル

 植物育成 Lv4

 薬草理解 Lv3

 土壌改善 Lv6


 一般スキル

 土魔法 Lv5

 水魔法 Lv4

 光魔法 Lv4


 母さん強いよね?レベル46もあるのか。これならダンジョンの30階層くらいの強さがあるだろう。


 母は強し。父も強いだろうから無理しないで欲しいな。


 鑑定も終わったし帰ろうか。


「すみません。ここ最近新しく天職鑑定したなかで、黒髪の一般職の男の子は、いませんでしたか?」

 教会の神父にシルバーの全身鎧を着た騎士が3人、入ってきた。


 ん?僕も黒髪の一般職だけど関係ないよね。


 母は、僕の手を引いて教会を出ていく。


 今日の夕飯は、ご馳走だ!


 気分良く家に帰って歩く。



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