第10話 歩くと暑く、なりまして。
こんにちは。
いや~、このエッセイ、もう十話なんですね。なんや信じられない。
ご存知のとおり、本当はこんなに続けるつもりもなくて、単なる「毎日更新に穴あけたくねェ!」という大変身勝手な理由で病室のベッドで書き散らかしたものだったのですが。
思っていた以上にみなさんからご反響をいただいて、嬉しく思っております。わりとお役立ちな情報も入れられていたのかな? もしそうだったら、なによりでございます。
せっかく書く以上は、なんか楽しくなってもらったり、お役に立てたりしたほうがええもんね~。もしも命に関わるような内容やったら、おふざけやってるわけには参りませんけどもね。
さてさて。
退院後の通院もすでに4回目となり、筋力がついてきたのか松葉杖で歩くのもだいぶ慣れて参りました。
退院後しばらくは「骨折したほうの足にかけるのは体重の三分の一まで」と主治医の先生に言われていたのが、今回で「ほな三分の二にしよっか」と言われて心の中でバンザイです。わあい。
右足に体重が乗せられるようになるにしたがって左足への負担が軽くなり、少しずつ左膝の痛みも軽減してまいりました。それでも時々湿布は貼っていますけども、痛み止めの薬もなくなりました。
リハビリの先生からも、
「ご自分で筋力トレーニングの管理がなかなかうまくできてはるみたいですね」
と褒められた! うれしい!
最初にH2先生から「ここ筋肉落ちてますよ」と言われたお尻の筋肉のトレーニングもうまくいっている模様。やったあ。
あ、今担当してくださってるリハビリの先生は別のかたです。仮にM先生といたします。M先生は女性のかたですが、ほかの患者さんへの対応を見ていても、とても褒めるのがお上手。やっぱりプロフェッショナル。
いや実際、そうやって「患者を褒めて伸ばす」のも技術のうちなんやろうなとは思うんですが、それが分かってても褒められたらやっぱり嬉しいですやん。
最初にH2先生から「ここ弱いですね」「筋肉落ちてますね」って指摘されたときは、やっぱり凹んだもんね。ちょびっとやけど。いや事実を認識するのは大事なことやけども。
H2先生は優しいので、指摘しつつも「すみません」って苦笑されてて、逆にこっちが申し訳ない気持ちになったし。
「褒めて伸ばす」!
これ大事。めっちゃ大事!
見習おう……。
あ、そうそう。
このところ急に気温が下がってきておりますが(というか、11月にしては気温が高すぎたんですわな・笑)松葉杖を一生懸命ついて歩いてると、かなり暑くなってきます。
ええ運動なんですけどもね。汗が冷えると風邪をひきますし。
本来もっと厚着をしているはずの気温の日でも、結局一枚、二枚と脱いでいくことになるので、どうぞみなさんも、万が一こういう事態になったときには、ぜひ脱ぎ着しやすい服装で歩いてくださいね。
逆にこれ、夏やったらもっと大変なんやろなあ。熱中症のほうを心配せにゃなりませんもんね。
ある程度以上は脱げませんし。
最後まで脱いだら捕まるし(オイ)。
通院のときにも「これじゃ寒いかなあ」って心配になって何枚か着ていくのですが、タクシーを使うし病院内は空調がきいてるしで、歩いているうちに暑くなって結局脱いでしまい、それが荷物になるんですな。
衣類は脱いでしまうと意外と重いし、邪魔にもなります。松葉杖でひとりで移動している時には、特に「邪魔やな~」ってなります。
病院では受付でアレを出したりコレをしまったり(片づけたり)という作業もいろいろあるし、皆さん時間がタイトな中でお仕事されているので待たせるのは申し訳ないしで、すぐに出し入れしたいですしね。
両手があかないと困るので、私は体の前側で斜めがけするワンショルダーバッグをしょい、書類用のクリアフォルダーを入れた手提げをぶらぶらとひっかけて歩いております。
この手提げに衣類をつっこむと、意外と重い。
腰に巻いて袖のところでくくっておくとかのほうがいいのかな?
どこか一か所いためると、ほんま色んな工夫が必要になりますねえ。そのぶん脳を使うわけなんで、老化予防にはなってええかもしれんけど。
まっ、なにかお役に立てば幸いです~。
ではでは!
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