最強職が最弱だった件〜それでも最強を目指す!
maru
第1話最強で最弱の職業
今日俺は、職業を得た。職業ってなに?と思ったそこの君!まぁ簡単に言ったら、職業とは天職、仕事みたいなものだ。その人の経験、知識などで最も適した職業が貰える。おまけにスキルなんかもついたりする。職業ってどんなのあるの?って思う人もいるよね?定番の職業紹介。
まぁ定番なのは剣士、魔法士、タンクなどは冒険者向きだ。その中にも上位職というものが存在する。
剣士につくスキルは筋力アップなど魔法士には、魔力アップなどが定番だ。上位職になると貰えるスキルも増え、勿論強く、重要視される。
次に上位職についてだ。
剣士の上位職は勇者、魔法使いの上位職は、賢者、逆にタンクのような、上位職が無い職業もある。まぁ他にもパン屋や宿屋、他にもいっぱい有る。上位職はめちゃくちゃ珍しい訳ではない。まぁその中にも、最上位職最強の職業と言われる職業がある。それは『竜騎士』俺がなった職業だ...
なんでこんなに俺がいじけてるかって?はぁ...今から説明するよ。
竜騎士と言うのは名前の通り竜を操る職業だ...ここからが本題だ、さっきも説明した通り、職業に伴いスキルがある。最上位職の俺はそのスキルも、尋常じゃない量を持っている、その為全部を説明するのは、不可能だ、だなら俺が貰ったスキルの上位3つを説明する。
魔力アップ(潜在魔力量の10倍になる)条件あり
攻撃力アップ(潜在攻撃力の10倍になる)条件あり
竜強化(竜の潜在能力が全て10倍乗ってる方の潜在能力も上がる)条件あり
まぁ最強だな...剣士の攻撃力アップも1.5倍。だが竜騎士は竜に乗れば潜在能力は100倍になる。
魔力アップ、攻撃力アップの発言条件は超簡単竜と契約すればいい!俺のスキルの一つ竜と仲良くなれるスキルがあれば超簡単に竜と契約できる。うん。竜があれば...
俺の名前はユートス・カイン、世界最強の竜騎士で世界最弱の職業。まぁ別に俺は冒険者になりたかったわけでもないからいいけど。
まぁ適当に実家のパン屋を継ごうかな...
そう思いながら俺は家に向かい歩く。家は小さいパン屋だが別に三人で暮らせるくらいには稼げている、俺的にはこれでも幸せだ。
家につくと父と母がが深刻そうな雰囲気で俺に椅子に座るように指示をする、俺はそっと椅子に座る。
母親が俺に聞いてくる
「職業はなんだったの...?」
父と母は、心配そうな顔で俺を見つめる。
「りゅ...竜騎士です」
母親と父親がはぁ...とため息をつき俺に言う
「すまない...出て行ってくれ」
これが一番の問題だった。竜騎士とは最強職であるが、竜がいない時点で、無能力者と同じ扱いなのだ。
無能力が嫌われている理由だが、国には無能力者表と言うものがある、なんでそんな物あるのって事だよね。その理由だが国のお偉いさん達が
「俺の国が強い」
「いや俺の国の方が強い」
となり何故か無能力者の数で争い始めた。国無能力者が出ては、殺したり家族を追い出したりしていたが、最近それが問題視され、無くなってきていたから安心していた。
だが甘かった、家族にまで警告が行ったって事は、暗殺される可能性は十分ある。俺だけならまだしも家族までも、危険に晒される危険がある。ここは逃げるのが一番いい。
そう思い俺は、食料を持てるだけ持って国を出た。
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