第2話とりあえず休んでみたものの。
さて、前回で適応障害となって所属する店舗の上司に報告して休みの状態になってから。
翌日はあのしんどい職場に行かなくて良いという安心感があり、気持ちは軽やかに子供の頃学校を休んだ時のなんかいつもとは違う特別な日のような気分で過ごし、近所を車で走らせて外食やドライブをして過ごしていた。
しかし、その次の日からこれまでの張りつめていた糸がぷっつりと切れたかのようになり、体調を一気に崩す。
いや正確にいうならば、これまでの消耗した体力と気力を戻す為にその日はずっと眠く、朝起きたら朝食を食べ、溜まっていた洗濯物を干した途端に強烈な眠気に襲われそのまま2時間程睡眠を。
お昼過ぎに目を覚まして軽い昼食を食べて食後のコーヒーを淹れてるところから再び睡魔に襲われてまた2時間程昼寝を。
結局それから夕方に目を覚まして晩御飯の支度をしてご飯を食べてからまた眠くなり、その日は久しぶりに日付が変わる前に眠る事に。
翌朝もいつもの習慣なのか、過緊張状態だからなのか6時ごろに目を覚ますも体がだるくて二度寝。
8時頃に目を覚ましてからずっと体がだるくて重い。寝すぎてしまったからなのかなあ?と思いながらもその日もだらだらと寝て起きてを繰り返す生活を送る。
多分張りつめていた糸で僕はボンレスハムかの如く縛られてたのでしょうねえ。
結局のところ二日間ぐーたらと過ごし三日目の午後にこれじゃいかんと感じ始め、鉛のように重い体を無理やり奮い立たせ約4キロ程ランニングして、熱いシャワーを浴びてから抜け出す事が出来ました。
休む前はあれほど山に行って2泊くらいテント泊してやろうと思っていたのに一切その気が起きず。それから胃の不調が出始めて結局その週は何もできずに過ごしてしまった・・・。
やっと体調が良くなってきて、そろそろ山に行こうと思い立ってきた火曜日、二度目の診察を受けてから会社の上司にその報告をしたところ・・・。
「次の日曜日にインフルエンザの予防接種あるんだけど来れる?あとその時休職届を本部に提出する書類作成と、店の管理課の上司と館長と話すのが必要なんだ」
この時電話で休職したいと伝えてはいたものの、店には出れておらず有休を消化しながら休んでいたので届け出ができておらず。
しかし、行きたくない気持ちが強くても提出しなくてはいけない書類の為出社をする事に。
それから一気にまたストレスが湧き上がってきたのを感じつつも翌日の登山でストレスを発散させようと思いつつその日中々寝付けない夜を過ごす事になりました。
登山、そして報告のための出社はまた次回に・・・。
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