2人の生まれたときの自分達

第1話

「お母さん、私達が生まれたときどうだったの？聞かせて！聞かせて！」　「えっ、良いわよ」

「やったぁー！」と秋本姉妹の優奈と優香が言いました。

「まずは、優奈の生まれたときの話よ！」

「優奈のたんじょうしたのは、3月3日午前6時15分35秒にらうまれたの。そのとき私はずっとソワソワしていたの、夫もよ？私はいつも優ちゃんに話しかけていて、とっても楽しみだったわ。だって早く会いたかったの。生まれたらまず大変だったのはお風呂だったわ。優ちゃん小さい頃からお風呂が嫌い…苦手だったのよ。だから大変でしたよ。」

「えへへ！」

「それでどんどん大きくこんな可愛い子をさずかったのよ。おかげで毎日が楽しいわ。ありがとう。」

「うふふ！」

「つぎ、私は？」と妹の優香が言いました。

「優香はね、ミルクが嫌いでね、豆乳じゃないと飲まないの。だからこまってたわね。」

「へぇー、でも今は牛乳好きだよ。」

「好きになったんだよね、きっと。あ、あとね、私のメイク用品を勝手にとっていたずらしてたのよ。どっちかっていうと、優奈はおとなしくて優香はいたずらっ子っていう性格よ。ぜんぜんちがうわね。」　「そうだね。」　「うん。」

「これでおしまい、いい？」

「ありがとう」　「どういたしまして」

「おやすみなさい。」