出だしのダンゴムシたちの、おぞましいけれど憎めない所が強烈ですっ。
邪悪さと、それと共に街へ健康食品を求めてお出かけするような長閑さ。
ぞのバランスが絶妙で、異質なものたちの異質な日常を覗いた気分になりました。
ロシアの美少女エーヴァを見たとき、私ならば「なんて可愛いんだっ」となりますが、ダンゴムシの感覚だと「なんて美味しそうな二足歩行なんだ!!」になるところで笑ってしまいました。
ここの部分の種族間の感性のズレが好きです。
ああっ、スーはまだ宇宙獣の名付け親に、なった事がなかったんですね。
「パー」と言う発音は「暴」と言う字が当てられているので、中国人からしてみれば普通なのかなと思いました。
でもそれを日本人の感覚で使うと、まるで違った印象を受ける。
「パー君」の圧倒的なそれじゃない感が素敵です。
そしてそれをシュナイダーに聞かれて、絶望する幼女の顔が思い浮かびほっこりしてしまいました。
暴食怪獣パー君の名は、命名者はスーと言う記載の下に、永遠に語り継がれていく事でしょうっ(・v・)
作者からの返信
うちはとはつんさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(o゚v゚)ノ
食欲全開でなおかつ健康にも気を使う可愛いダンゴムシです。
二足歩行のなかでもとびっきり美味しそうなエーヴァを見て、テンションバク上がりなダンゴムシでしたが、手も足も出せずこの世から去ってしまいました。
種族間の感性のズレを好き言っていただき私のテンションもバク上がりです(*´ω`*)
久しぶりにスーに回って来た名付けは今回も白雪によって邪魔され意図せぬ名前と変わってしまいました。
暴君に食を加えた暴食君は中国語読み『パァォ』のパァの部分だけを抜き取られ、暴君の君を足してしまったのでパー君と可愛らしい名前へと変わってしまいました。
改名のチャンスをシュナイダーによって潰され『暴食怪獣パー君 命名 思月』と歴史に刻まれてしまいました。(笑)
パー君。その名前だけを聞けば、どこかのキャラクターかと思ってしまいそうですが……現実はそんな甘っちょろいかわいいものなどではありませんね(笑)
完全食だからと二足歩行……つまり人間をバリバリと食する巨大ダンゴムシ。かなりの恐怖心を相手に植えつけることでしょう。ダンゴムシからすれば、そんな相手の恐怖こそが最高の調味料になるのでしょうが。
そんなダンゴムシを駆逐するのは、見た目はかわいらしいお嬢様たち。力は暴力的ですが(笑)
ミローディアを操りながら、エーヴァが探すのは弱いダンゴムシなどではありませんね。まあ弱いと言っても、通常の感覚とは違いますが。
スーの名づけはいつになるやら? 最後にちょっとほっこりしました(笑)
作者からの返信
長月そら葉さま、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
意図せぬ方向へ名前が付けられてしまい、食欲旺盛で人間大好き巨大ダンゴムシはパー君になってしまいました(^_^;)
彼女が名付けをするためには頭の上に住んでいる住人をどうにかしないといけませんね(笑)
人類的には巨大ダンゴムシ襲来でピンチなわけですが、エーヴァたちにとっては害虫駆除感覚でしょうか。今一手ごたえを感じていないようです。
エーヴァはこのダンゴムシの背後にいる敵を探しているようですが、どこかを走り回っている方が先に見つけるかもしれませんね。
パー君討伐の行く末を見守っていただければ嬉しいです(*´ω`*)