不死のボク達、灰色の戦記〈figures descript〉短編連作

永久凍土

【ご注意】

・本作は過去に単独掲載した七つの短編を改稿して連作化したものです。

・共通世界により登場人物は重複しますが、各話ごとに主人公が異なります。

・本項文末の付録イラストリンクは全て自作です。

————————————————————

【第一話】不死のボク達、証しの言葉〈リトとミルの物語〉

　二級兵徒のリトは同一素体のミルと特別なパートナーシップを結んでいる。ある日のミッションでリトは〈ジェネクト〉の真の意味を知り、ある言葉の意味を理解した。

【第二話】不死のボク達、心の在り処〈ニレとマヤの物語〉

　五度目のミッションでニレは大破した僚機を救出し、偶然にも憧れの先輩マヤと再会した。だが、マヤは自らの〈ジェネクト〉が損傷したことを告白する。

【第三話】不死のボク達、赦しの結び〈シズとケイ、ニレの物語〉

　シズは四年前のミッションで被弾し、パートナーのケイに爆散寸前で救われた。引き換えにシズは両脚を、ケイは顔の右半分を失う。救わなければ全てが元通りだったはずなのに。

【第四話】不死のボク達、不可視の軛〈ソルとデュカの物語〉

　老人のソルは〈ジェネクト〉が享受できない前世代のクローン。「二番目の人類」の代表、デュカ審議総長と再会し、ある願いを口にする。不死社会を俯瞰する会話劇。

【第五話】不死のボク達、兆しの試練〈エナとケイ、ソルの物語〉

　遂に「二番目の人類」は、二百年前のクーデターによりクローン社会を割った反抗勢力〈奈落〉と対峙する。エナとケイはレッドスフィア航宙要塞奪還作戦にソルと共に参加した。

【第六話】不死のボク達、虚ろな躯体〈リトとセリ、ニレの物語〉

　リトはある護衛任務で決まったパートナーを持たない素体セリと出会う。セリのある思惑に翻弄されたリトは再び〈ジェネクト〉に向き合うことになる。

【第七話】Extra or Curtaincall〈ケイとリトの物語〉

　ケイとシズが初ミッションを迎えたその日、兵徒待機ロビーに小さな来訪者が現れる。遠い日と現在を結ぶ区切りの物語。

————————————————————

付録① 本作の表紙イメージ

付録② ヒト型戦闘機ヴァリオギア

付録③ 第三・五話に登場するエナ

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい