『風の歌 星の道』
一番多くの作品を読んだライトノベル作家は、おそらく冴木忍です。物語もわかりやすいし、キャラも立ってるし、しっかりテーマもあるし。とてもバランスのいい作家だと思います。
そんな中でも印象に残っているのが、『風の歌 星の道』前後編なのですぐ読めます。王宮に忍び込んだ盗賊が王女のお守りをすることになるのですが、この天然王女が可愛いんですよね。しかも、イラストの弘司さんの絵柄もいいんです。やはりライトノベルはイラストの重要度が高いです。
高校生の頃には小説家になりたい、ファンタジーを書きたいと思っていたのですが、冴木さんは最も参考にした人かもしれません。特別な力を持った存在が出てくることが多いですが、それで何でも解決、というわけではないんです。優しさや厳しさというものがエッセンスとしてあって、楽しく読んだ後に「でもあそこは考えさせられるよな……」と振りかえることが多いです。
どうしてもライトノベルには「会話文でかせぐ」「勢いで進ませる」ところがあるのですが、この作品はそこらへんも過剰過ぎなかったイメージがあります。こうやって書いていても読み返したくなりますね。
冴木忍『風の歌 星の道』(1992)角川スニーカー文庫
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