チーズとネズミ
ある時一匹の鼠がチーズのかたまりを見つけました。
すぐに仲間がきて分けてくれと言いましたが、その鼠はそれが嫌でした。独り占めにしたかったのです。
そこで鼠はネコの鳴き真似をしました。とても上手だったので仲間は本物の猫が来たのかと思い一目散に逃げました。その鼠はクスクス笑いながら、チーズをゆっくり食べようと思いました。
ところが猫真似に興味を示した本物の猫が、すぐにやって来てあっさり鼠を食べてしまいました。
――そういう話の絵本をトムとジェリーが笑いながら読んでいましたとさ。
END
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