第1章 幼馴染の春夏秋とう(8/10)
さざ波のように揺らめく枯れ葉なく
脳裏にちらつく 彼は今ごろ
食欲の、芸術の何? 高尚に考えるより ただ、こうしよう
踊る? 跳ぶ? 今ふさわしい行動は
どうこう言っても始まらないよ
新聞のお悔やみ欄の二十代 指でなぞって後悔しない
キッチンで切り刻んでるきっちりと
誰に手向けるしょくざいなのか
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