第1章 幼馴染の春夏秋とう(4/10)

「どうしたの?」 ふと立ち止まる

シバザクラ並んで見てる今を縛って



「誰あの子?」「関係あるの?」

素っ気なく言う口元は知らない形



「やぁ、まぁ、ね、違うと思う」 頬をかく

山彦みたくリフレインする



もう嫌だ 三寒四温ペダル踏む 風は冷たい体は火照る



切られてる有刺鉄線踏む手前 友人でいい 良いって言って

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