【短歌】幼馴染の春夏秋とう

秋野トウゴ

第1章 幼馴染の春夏秋とう(1/10)

春はまだ? 蕾に小指で触れたなら膨らむ予感 はなが膨らむ



踏み付けたべに色の花 目に残るベターな思い出つくっていこう



見慣れてたはずの景色が変わってる あいつの隣見たことない子



人影がまばらな街で歩いてた君とあの子にわたしバラバラ



「上手だね」あの子には言う私には? さめざめと降る低い雨雲

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