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 僕達は、戦場で正しい情報が素早く伝わるようにと思って、伝書鳩や伝書鳥たちをみっちり訓練した。

 その成果はあったみたいだ。援軍が必要な所にはきちんと援軍がおくられるようになった。

 天候の変化や、土地の情報、食料や武器の補給についてのお知らせもできるだけすばやく届くようになった。


 二番目さんは、兵士になりたての人たちに戦いの心得を教えていった。

 スパルタ教育を施して鬼軍曹モードになるらしい。

 自信のなさそうだった兵士達は、見る間に頼もしいお兄さんお姉さんになっていった。


 三番目さんは大勢の兵士達が活躍する戦場で、役に立つ魔法を教えていった。

 その土地にあう魔法や、疲れた時、回復したい時に適した魔法を効率よく使う魔法も教えた。


 四番目さんは、ジャシン・デスダークとの戦いの歴史を調べていった。

 弱点や、行動パターン。相手の思考などを分析して、戦いに盛り込んでいった。


 五番目さんは、若干四番目さんと役割がかぶっている事を嘆きながらも、ジャシン封印の方法を調べていった。

 ジャシンを封印するためにはどこで、どんなものを用いて、何をすればいいのか細かく教えてくれた。


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