西の大国もややこしや(ミカミカミ)
「そういえば
外は雪。室内は
勉強に
「それって国王の?」
「母上の方。西の大国で貴族の
西の大国。レオナス家。
その当主の話題に、お茶を飲んでいたクリスの動きが止まった。武器の手入れをしていたオウガも同様である。
「母上が前に『
「けれど『しかし私は
ミカの母親――第七
まさに
「難しいよって伝えたら『
ますますわからない。混乱が室内に
「叔父さんを知ってるはずのコンラーディンおじさんに聞いたら、すごく
「なんでだよ?」
興味を持ったオウガが続きを
「確か『あれを正面から
それだけの
十六貴族の当主が怯える相手。戦場で出会うことを
西の大国でも伝説になっているのではないか。ヤーがもう少し
「でも俺は会うの難しそうなんだ。なにせ国王の首に傷を作った
背筋が
もしかしてミカが
これ以上の追求は無意味と判断し、ヤーは勉強を再開するように厳しく注意した。
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