先生、好きです!
ちまねちよ
第1話はじめまして、エルメシア!
「今日からこのクラスの担任になりました。リースです。よろしくお願いします」
-その声に、顔にソフィは一目惚れした。
入学初日、街でも有名なエルメシア学園に一年生として入ったソフィは学園からの帰り道で同級生であり親友でもあるアミリーに興奮した様子で話す。
「私達の担任の先生めちゃくちゃかっこ良かったね!明日から学園に通うの楽しみ!」
「リース先生のこと?確かにかっこいいけどあんた、ああいう人が好きなわけ?」
アミリーがそう言うとソフィは何故か自慢気に胸を張り言った。
「私、イケメンなら何だっていいわけじゃないよ、リース先生だから!好きになったの!」
「ふ〜ん?じゃあ具体的に何処が好きなの?」
アミリーの質問にソフィは待ってましたと言わんばかりの顔で話す
「それは勿論、あの甘いマスクに聞くだけで胸が温かくなる声…あれで好きにならないなんて無いよ!」
ソフィの発言にアミリーは若干引きながらも驚いていた。アミリーから見てソフィは昔から恋に恋する少女だったがまさかそんなにも好きになる人が出来たとは…アミリーはソフィの成長を感じながら相槌をうつ。
「なるほどねぇ、あのソフィがついに…わかった!私、あんたの恋応援する!頑張りな!」
それを聞いたソフィは嬉しそうに頷いた。
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