目の疲れを減らす、ありがたい非光沢フィルム

 すべてがそうではありませんが、今のノートパソコンはだいたい光沢(グレア)画面です。光沢画面は画面の表面がテカテカしていて、映像がとても美しく見えます。特にフルHD以上の画質は、それ以下の画面を見るよりも良い感じ。文字の見え方も完璧ではありませんが、通常使用の範囲では、充分に見える範囲です。僕の使っている赤いLIFEBOOKも、この光沢画面だったので、彼を買った当初は、画面がかなり鮮明に見えていました。やっぱり、HDとフルHDの画質は違います。画面の滑らかさがかなり上がっており、HD画質の画面と見くらべると、画質の向上がはっきりと分かります。ドッドの荒さも、かなり抑えられている。これには、「本当にありがたい」と思いましたね。一個前のHDでも充分に良かったのですが、パソコンで文章を書く上では(僕個人としては)、「フルHD以上にした方が、やっぱり良い」と思いました。作業画面の画質があまり高くないと、その文章もやっぱり見づらくなっちゃいますからね。見づらい文章よりは、見やすい文章の方が多い。見にくい文章は、改訂作業のときも効率が悪くなりやすくなります。


 が、それ以上に悪くなる要素もある。その要素こそが、画面の反射です。これには個人差があり、気にならない人はまったく気にならないと思いますが、僕の場合は反射が強い画面をずっと見ていると、頭痛とまではいきませんが、目の方がどうしても疲れてしまいます。特に大量の文章を打たなければならないとき、細かい作業に集中しなければならないときは、その作業を行っているときはもちろん、それを終えたときにも、鈍い疲れがぐっと押しよせてきます。それこそ、溜まっていた物が一気に解きはなたれるみたいに。あの疲れには、どうも抗えないものがあります。作業の途中で休憩を入れようとしても、文章が乗っているときは、その勢いを削ぎたくないこともあり、結局は最後まで書ききっちゃうんですよね。だから、余計に疲れる。椅子に座っているときは椅子の背もたれに、座布団の上に座っているときは近くの壁に寄りかかっちゃうわけです。加えて、頭の方もぼうっとしている。文章系の創作は肉体よりも精神がごっそり持っていかれるので、終わったあとの脱力感が半端ないんですね。こう、しばらくは何もやりたくない感じです。


 僕はその感覚も嫌いではなかったのですが、「疲れの方は、やっぱり減らしたい」と思い、今までほとんど無関心だった画面のフィルムを使ってみることにしました。非光沢(ノングレア)の画面を光沢にしたり、反対に光沢の画面を非光沢にしてくれたりするフィルムです。こいつにはブルーライト(目の疲れを促す光線)を抑える物もあり、これまでの問題や画面保護の意味もこめて、「こいつを使ってみようかな?」と思いました。僕は町の家電量販店に行き、非光沢&ブルーライト軽減のフィルムを買って、我が相棒にそのフィルムを貼りました。その結果は、冗談抜きに良かったですね。目の疲れがまったく無くなったわけではありませんが、そのフィルムを貼る前よりも、疲れ自体がかなり減りました。また、頭のだるさも減り、前のようにぼうっとする時間も短くなりました。いやぁ、本当にフィルム様々です。こいつには、いつもお世話になっています。おかげで、書き書きがはかどる。ただ画面が非光沢風になった分、画面自体が若干曇った感じになっているので、画像や動画などを観るときは、ちょっとぼやけた風にはなっていますが。それでも、僕としては満足しています。


 4Kモデルの物をもし買ったときは、こいつのまたお世話になろう!

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