流行りを追うか? 流行りを作るか?
創作を行っていく上で、一度は考えるであろうこと。それは、「自分は、今の流行りを追うべきか? それとも、自分が次の流行りを作るべきか?」です。流行りの作風に合わされば、自分の作品も読まれやすくなる。僕もネット小説界隈、加えてライトノベル界隈(こっちの方は2020年現在、ラブコメやSF要素が入った青春物にも力を入れているようです)では異世界物が流行っていることを踏まえて、流行りの要素を入れつつ、自分なりの特性を加えた作品、それに類するアイディアなどを考えたり、あるいは、実際に書いたりしています。それから分かることは、流行りの作品を書いた方が、そうでない作品を書くよりも、読者の方に読まれる確率がやはり高くなることです。
流行りの
それには、大変な勇気が要る。食べたい物がある人の気持ちを変えるのは、自分で考えるよりもずっと難しいことだと思います。言葉を変えれば、相手に自分の売りたい物を買わせるわけですから。簡単な筈がない。人間は余程の好奇心か冒険心、若しくは、挑戦心がない限り、新しい物は買おうとしません。今まで慣れ親しんだ物、自分がずっと使っている物に信頼を抱き、そこから一定の安心感を覚えて、付属品の取り扱い説明書すら読まず、その製品を「ふん♪ ふん♪」と弄くる筈です。僕も子どもの頃から電子機器を使ってきたからこそ、新しいゲーム機やパソコンをある程度迷わず使うことができ……ると思います。コントローラーの造形に驚くことはあっても、その操作方法に戸惑うことはほとんどありません。
ある程度弄くれば、大体の事ができるようになります。テンプレートには「それ」を助ける力がありますが、そのままではやっぱり進まない。新しい領域が、切り拓かれない。新しい領域は今までの常識を破らなければ、決して作られないのです。だから、
僕はいわゆる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます