エリートヤンキー”てめぇらとはちげぇんだよ!”

AUGA(オーガ)

第1話 先生!とは呼ばねぇからな!

おはよう!今日も決まってるな!

かっこいいね!黄色歓声が俺を包む。俺の名前は桐生 歩。


最高に清々しい朝だ。髪をなびかせているところに後頭部のあたりに

強い衝撃がドーン!


「にやにやすんな気持ち悪い」

「黙ってたらかっこいいことは認めるわ。」と平手で突っ込みを入れてきたこの男

名前は 木場 雄利 幼馴染

心理学に精通していて、人の表情とかでなんでもわかる。

おまけに会社社長と来た。

同い年なのに


こいつには、両親がいない


だから自分で食っていくためのスキルが必要だった。大人からはかなり批判を受けてるけど、気にも留めてないタフな奴。


「とりあえずどおする?」「いつものところ行くか?」


いつものところ、俺らの朝はいつもここ!

”スタバ”だ!


ここで俺らは溜まる。


「遅いなあの二人」と言っていたさなか、LINEが止まらない!スタンプ地獄!


こんなことをするのは決まってる!


あいつだ!


「よっ!おはざま」意味の分からない言葉を使い挨拶してくる彼女の名は

カリスマギャルラッパー Noa こと 神崎 乃愛

snsで自身のプロモーションビデオと楽曲を載せたのが、レーベルの目に止まり、メジャーデビューその容姿からは想像もつかないような卓越したスキルでファンを魅了している。


「さっきの説明と差がありすぎじゃね?」と木場が言う


照れて笑う俺


彼女も深い傷を抱えてここまで来たことは、俺らにしかわからない


「ごめん遅れた。」

容姿は一般的美少女をよそおっているが、彼女はおっかない!

空手日本代表の選手 一 美月


「美月の説明が一番ひでぇ!お前個人の意見しかねえ!」と木場がこそっと

心で思う。


「お前の説明してないよね?」と木場が歩に伝える。

「誰に?」と歩


「見てる人に詳細伝えてんだろ?お前のは俺が言ってやるよ」と木場が言う


冒頭にあったように彼の名前は 桐生 歩

性格はお調子者でムードメーカー 学生をしながら自身で資産運用をして自身の生活をやりくりしている。

家には、姉と妹の3人暮らし、両親は他界、残してくれた財産で投資をしながら生活を支えてる。


「こんな感じでいいか?」


「お前人の事お調子者とか思ってたんだ?あともおちょっと感情こめてくれない?」と歩が言うと、はにかんで会話は終わった。


最近の出来事を話し、一服を決め込んだ4人は一度家に帰って昼休みに出席しようと決め


各々のすべきことをするため、お店を後にする。


昼になり、出席しようと、学校の門をくぐったその時

「君たち何時だとおもっているんだね?」と言ってきた肩書

「なんすか?肩書?そんな走ったら残りの髪の毛が風にもってかれますよ」と歩が発する。

それにつられて3人が笑う。


「先生と言いなさい」と怒鳴る声を遮るように、無視して通り抜ける4人。


「じゃあ肩書、俺らに人生の授業してよ!俺らがためになるなって思ったら呼ぶよ!でも俺らより人生経験少ないし何も知らないと思ったら俺らはあんたを教師だとはみとめねぇー」




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