死ぬなら寿命で死なせて。

@kuroyuri1024

第一話  全ての初め


※注意書き

などがあります。

苦手な人は

私は、文の構成の仕方などが良くわかっていないので、読みにくかったり理解にかける部分があったりします。

身バレ防止等のため、ノンフィクションです。

昔のこともあり、覚えてない部分もあるので、


ノンフィクションですが、実在する団体などには関係ありません。実在する人物とは関連しないよう名前等もかえております。

_____________________________________


5歳の頃にさかのぼる。

私はクロユリ(仮名)だ。

私は人見知りで、私は友達が少ない。

だから、いつも1人でいた。

それを心配して、両親はいつも笑顔で話しかけてくれた。

私は両親にすら人見知りだった。

それでも、話しかけてくれるのは嬉しく、うなずきを返すので精一杯だったがとても楽しかった。


私は満たされていた。

好きなものは周りにある、好きな人達が周りにいる。

いつも楽しい、いつもいつも……



だがある日を境にして、私の生活は変わった。




ある日、兄の雪(仮名)に

雪「リビングに来い。」

と呼ばれた。

私は、何故かいつも雪ににらまれていたので、物凄く緊張しながらリビングに向かった。


私(…なんか悪い事したかな?

  何があったんだろ?)


私はそう思っていた。そして、また雪が口を開けて、

雪「なぁ、お前ってさぁ。

  本当に汚いな。

  汚い肌、汚い血、みにくいい奴。

  猿みたいだな。」


急にそう言われた。

私は開いた口が塞がらなかった。


私(猿?何で?どこが汚いの?

  毎日お風呂に入っているよ

  汚い血ってどういうこと?)


私はその場で起きたことを1つも理解出来なかった。

そのままうつむいて、今何が私の身に起きているのか考えていたら

混乱の中でドン!!!と、大きな音が聞こえた。

顔を上げると、雪は机の上に足を乗せていた。そして足を組みこう言った。


雪「まつり、ここに来い。」


まつり(仮名)は私の姉だ。

私は8人兄弟で、兄2人、姉2人、私、妹1人、弟2人。(この頃は一番下の弟は生まれてない。)

そのうちのまつりは次女で、私と仲が良い。

よく遊んでくれる。


まつり「何?雪にぃ。」

雪「お前さ、こいつの事どう

  思ってる?」


まつりも私も困惑していた。

まつりにとって、雪がこんなに怒った顔をしているのは初めてだったのだろう、まつりの手や顔に汗が伝っているのがハッキリと見えた。

まつりは自分の手をギュッと握り締めた。

そして一言、

まつり「どうも思っt」

雪「嘘をつくな!!!

  本当のことを言え、本当のことを!

  嫌いって言えよ!ほら!

  キモイって、汚いって、なぁ

  ほらほらほらほらほら!」


雪はまつりの言葉をさえぎり、まつりを睨み付けて、バン!!!っと蹴り飛ばす。

怒っているのかと思ったら急に、にっこりとして、あはははは

と声に出して笑い始めた。

まつりは泣きそうになっていたのを必死にこらえていた。

きっと、泣いてはいけないという本能的な何かがまつりにはあったのだろう。

次第に空気は薄くなっていくような気がした、テレビの音もうるさく聞こえる。

段々と私の手が震えていく、サッと私はぶるぶる震える手を背に隠す。

私はまだ状況が一つも掴めておらず、また俯いて考えていた。


私(…何かしたのかな。

  いや、何もしてないよ…私。

  リビングに呼ばれて、やっ

  てきたら悪口を言われて…

  その後にまつりを呼んで…

  何がしたいんだろう。)


考えていた、その時


雪「なぁ、まつりぃ。

  こいつって汚いよな?

  こいつって気持ち悪いよ

  なぁ?」

まつり「…。」

まつりは答えたくなかったのか、沈黙を貫いた。

だが、それに雪は

雪「…何、無視してんだよ。

  殺すぞ?お前。」

と脅した。


まつりは8歳で、中学生の雪に蹴られ、その力が強すぎて立てなくなっていた。

だけど雪が、ドン!!!と机を蹴ると、さっきまで立てなかったのが嘘かのように一瞬で立ち直した。


雪「なぁ、早く言えよ。早く早

  く早く早く早く早く早く早

  く早く早く!!!」


早くと言う度に、机を蹴って手を叩く。

どこか楽しそうで、顔はニコニコしていた。だが、声は物凄く怒っていた。




まつりは少し口を開けて、小さく深呼吸をしてこう言った。


まつり「お前は汚い猿だよ。

    汚い、山猿だね。肌を見てみな

    よ。うちでクロユリだけだろ?

    そんなに汚くて黒い肌は。」



まるで、ヒーロー系の自分の味方だと思っていた奴が敵だった〜みたいな展開だった。


何となく、まつりは怖かったのだろう。反抗できなかったのだろう…と思った。


ただもしかして兄と同じで、汚くて醜くい奴だと猿みたいな奴だと、本当に心からそう思っていたんじゃないかという考えが頭の中で横切った。


それに、言い過ぎではないかと思った。しかしまつりは『なんか言わなきゃ』と考えた時の〝思ってもいない事〟を全部言ってしまっただけであって、まつりは悪くないのかもしれない。

そうやって、色んな考えが頭の中を通って行く。



でも、そんな考えはどうでも良くなっていった。



ただ単に私の信頼していた人に、言われる悪口は、私の心臓をナイフが貫いたかのように痛いだけだった。

だから私はついに大きな声で泣いてしまった。

それをみた雪はまた大きな声を出して、笑った。

雪はまつりにもっと悪口を言うように命令した。

まつりは、雪に賛同するかのように笑顔になりながら、私の心臓を滅多刺めったざしにしていった。

ただ、頭の中で私は

私(それ以上、何も言わないで!

  どうか、どうかそれ以上傷つけな

  いで…何でなの。酷いよ。怖い。

  怖いよ…何にもしてないのに…。)

そう考えていた。

辛すぎて、まつりに

私「やめて!!!もうやめて!!!

  何も言わないでよ!!!

  お願い!お願いだから!!!」

一回だけ、そう叫んだ。

ただ、そんな醜い姿を哀れに思ったのか雪は何回も笑う。手を叩く。

まつりの悪口は止まらなかった。

寧ろヒートアップするばかりであった。


そして、満足したのか雪は一回手をパチンッと叩いて、笑顔で部屋に戻って行った。

パチンという音でまつりの悪口は止まった。

まるでまつりが催眠術にかかったかのようだった。

まつりからは一切謝られなかった。

私はダッシュで布団に入り、布団の中で更に大泣きした。

両親が帰ってこなかったので、誰も慰めてはくれなかった。

まつりがどうなったのか、他が何をしているかなんか、どうでも良かった。

そのまま、私は布団の中で泣き疲れて、眠ってしまった。





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次回予告

第二話 次はまつり





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〈作者クロユリのコメント〉

最後まで読んでくれた方はいらっしゃるのでしょうか。

全ての初め、これはそのまんまで私の世界が変わり出した、きっかけといえる出来事です。

今と比べたら、雪(仮名)は優しい方です。

私は現在(2020年)中学生なので、まだこの地獄から抜け出せていません。

これは殆どノンフィクションという名目で書いているので、最終回が物凄くつまらないものになるかもしれません。

もしかしたら最終回は無く、死んでいるかもしれません。

ですが、それでも次回の作品を誰かが見てくれたら嬉しいです。










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