女子大生の恋を描いた物語です。この物語でまず印象に残るのは表現の美しさです。序盤に出てくる私の好きな表現を引用させて頂きます↓『テレビのないこの部屋は、一人で過ごすには静寂がうるさすぎる。』控え目なのに巧く、そして心に染み込むような美しい表現の数々に目を(心を?)奪われました。ストーリーは主人公、友達、恋人、恋人の元カノ…と皆、とても味のある優しさに溢れており、温かい気持ちにさせてくれます。美しく描かれた優しい恋の物語…、沢山の方に読んで頂きたい作品です☆