人間不信が世界を駆ける
三望
序章
第1話
「死にそうな顔をしているけど、大丈夫かい?」
この世の何もかもに絶望している私、
「君は、誰ですか?」
私は思わずそう言ってしまった。
それを聞いた青年?は嬉しそうに、
「よくぞ聞いてくれました!!僕は名前はクロ、神様やってます!!」
「・・・は?」
私は思わず動揺してしまった。いやだってそうでしょ。目の前にいる青年が自分の事を神様だと言っているのだから。
(いや、自分は神だといいたいお年頃なの「いや君の思っていることも聞こえてるからね?」かも・・・)
神様でした・・・。
「大丈夫かい?そろそろ本題に入ろうと思うんだけど・・・。」
「あ、はい。大丈夫です。大分落ち着きましたので。」
「切り換え早くてよろしい!コホン、じゃあさっそくだけど明石快君異世界転移してみない?」
「異世界転移というと、ライトノベルとかでよく書かれているあの?」
「意外と冷静だね。そうだよ、その認識で間違いないと思うよ。」
「神と話している以上に驚くことはありませんからね。やっぱり間違っていないのか・・・。でもなんで私が?」
「君が優しい子なのに、報われない人生を送っていたからかな。」
「もしかして、私の人生なんか見てたり?」
「うん、見たよ。君の壮絶なこれまでの人生をね・・・。神の僕でも、正直ヤバいと思ったよ。」
そうか、私の人生をを見たのか・・・。それならば、クロの話を受けてもいいかもしれないな。もといた場所に戻っても、人間らしい生活ができないのだから。
「クロ、私はあなたの話を受けようと思います。ちなみに転移する世界の事について聞いても?」
「行ってくれるのかい!?本当に感謝するよ!世界とかの話は今からするね。よ~く聞いてね!」
そういうと、クロは私の行くいく世界について話し始めた。
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