グレイザークと友人
小波ここな
グレイザークと友人
チーム大魔王
素人冒険者のグレイザークは明らかに出遅れていた。
とがった個性や能力がない。
デスゲイズ神官長は卑下してくる。
たまらなく苦しんだグレイザークはため息をつきながら
〔 定食屋 つぼ鯵 〕で
味噌汁のフを箸でつついていたら
魔法ラジオから配信者がこんな事を言っていた。
『 きみに足らないのは怪しげなセクシーさだ..
『 そっかな〜..?ホント?
おじさんと少女がラジオで会話していた..
グレイザークは魔法ラジオ配信者に葉書を書いて送った。
しばらくして〔 つぼ鯵 〕で食べていたら
『 えー、ファンネリア在住のグレイザークさんからのお葉書【 セクシーさが今ひとつわかりません。どうしたらいいですか? 】
少女が回答した。
『 貴族みたいなコスプレしたら良いかも!
『 ふっ 何をw
『 それ! フッ 良いじゃん!!
以来グレイザークは貴族コスプレで、会話に必ず鼻で笑う個性を入れたところ
【デスゲイズ神官長と飯を食う間柄になった!】
そして•••とある魔法撮影現場でくだんの魔法ラジオ配信者と、脚本家を副業でしている
デスゲイズ神官長が
〔 定食屋 悪だらけの鍋 〕で鍋の灰汁をおたまですくいながら牛肉を煮てポン酢とゴマドレで食べていた。
『 デスちゃん。あんな感じで良かったのか?(肉を鍋に入れ、しゃぶしゃぶしながら)はむっ☆美味いなこの肉 』
デスちゃんが友人の皿にポン酢を足しながら【へらっ☆】と笑い
『 やっとアイツに個性が生まれた..サンキューな先生。
先生と呼ばれた魔法使い。
< 北風の音色を聴くもの >がデスゲイズにひそひそ..
デスゲイズがにやついて
『 ほっほう♪
グレイザークが盗賊団から、裏切り者グレイザークめとなじられた際に、グレイザークが指を立てて< チッチッチッ >と、3回人差し指を横に振りながら
『 グルウェィズァークだ!
横で戦っていた仲間は爆笑した!!
グレイザークと友人 小波ここな @Kokona_konami
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます