性白説

ta-KC

性白説

「人間」それを考えたとき

人は善悪をつけて分けました

いい人、悪い人どこからできるのか

それを昔の人は考えました

ある人はいいました

「人の本性は悪で努力で善を手に入れる」と

人は生まれながらの罪人で徳を積んで

善人になるなんて都合のいい話

こんな思想に名前を・・・

性悪説なんて人はつけた


善悪は生まれた後の人間がつけた価値観だろ

それを生まれたばかりの子供に押し付けるなんて

いいかんげんな考え方にはおさまらない

結局は環境が影響を与えるなんて言い出すなら

善悪なんかじゃ測れないだろ

だから僕は色をつけるよ

生まれたときの最初の記憶を色に

それは白。


白から少しずつ色を変えていく

だから人は同じものはいない

水彩絵の具を混ぜたときのあの感じ

同じ色が作れない人の手だから

ある人はいいました

「人の本性は善で努力を怠ると悪になる」と

人は生まれながらの聖人で怠けてると

悪人になるなんて都合のいい話

こんな思想に名前を・・・

性善説なんて人はつけた


善悪は生まれた後の人間がつけた価値観だろ

それを生まれたばかりの子供に押し付けるなんて

いいかんげんな考え方にはおさまらない

結局は環境が影響を与えるなんて言い出すなら

善悪なんかじゃ測れないだろ

だから僕はこういうよ

無限の色彩を持つ人という生き物に

性白説と

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

性白説 ta-KC @take0520

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ