ヨリシロ
その古い樹木は高だれも寄り付かないような森の奥深くにひっそりと佇んでいた。
樹木の周りには雑草が生い茂り、堀が樹木を守るように掘られている。
ここはどんな場所なのだろうか。
クロエは恐る恐る樹木のほうへ近づく。
風が樹木の枝をゆらしていることに気づくと、クロエは思わず上を見上げた。
するとこぼれ日がクロエの目を閉じさせる。
風が止む。
目をあけるとそこには一人の少女がこっちを見ていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます