あしたの私へ

咲良

第1話お風呂編

ゆっくりとお風呂へ入る。

炭酸入浴剤をいれてフェイスタオルを用意しクリーム系のクレンジングでまずはメイクを落とす。

クリームクレンジングをティッシュオフしもう一度クリーム系のクレンジングを手に取りマッサージをする。

人差し指と中指で眉頭からおでこの部分をクルクルと円を描きこめかみで指を止め少し圧をかける

小鼻から円を描くように毛穴の奥の汚れを掻き出すイメージでマッサージ

手の平全体でクルクルと頬を撫でながらマスクのせいで荒れている耳たぶの裏に親指を添えマッサージしてリンパを流したら再度ティッシュオフしぬるま湯で数回すすぐ


浴槽に入りフェイスタオルを少し熱めのお湯で濡らし軽く絞る

浴槽にゆったり浸かりフェイスタオルを開き中央を顎から乗せ顔全体をくるみ蒸しタオルを施す

タオルの上から手の平で押え薬指と中指を目頭に人差し指を目尻に親指を耳裏のリンパにあて5秒位少し強めに抑えてゆるめる指圧を加えること4~5回

タオルが少し冷たくなってきたら蒸しタオルを外してできるだけ体を伸ばしてお風呂を堪能する


程よく体が温まったところでシャンプーをする。

美容室のシャンプーの時のようにシャワーヘッドを直接頭皮にあてるように髪の毛全体を濡らす

シャンプーをワンプッシュ取り出し手の平で軽く泡立て頭の下、うなじ側から頭皮を洗う事を意識してシャンプーをのせていく続いて後頭部、生え際も同じように泡立てたシャンプーをのせていく

一度に髪の長さに合った量を手の平にのせてしまうと泡がたてにくいので足りなくなったらワンプッシュずつ泡立てるのが便利だ。

美容室のように指の腹でマッサージ出来ればそれに超したことはないのだがここではシャンプーブラシの登場だ

ここでもうなじ側からシャンプーブラシを下から上へ小刻みに動かしていく

ここで注意したいのは髪の毛を洗うのではなく頭皮を洗うのである

この要領で後頭部と生え際もマッサージする

美容室でヘッドスパの施術を受けた事無くてもシャンプーの経験くらいあるだろう…確かにあれは気持ちよくて眠くなるがあの手順をイメージしてシャンプーブラシでマッサージしていく

頭皮のマッサージが終わったら泡立ったシャンプーを手ぐし感覚で毛先まで伸ばしていく

シャワーで泡を流したらまたシャワーヘッドを頭皮に近づけ毛穴にシャンプーが残らないようにすすいでいく


シャンプーが終わったらさっき蒸しタオルで使ったタオルで髪の水気を軽く拭き取る

トリートメントを毛先に絡ませていく

シャンプーの時同様後頭部、頭頂部にトリートメントを馴染ませたら先程のタオルで今度は髪の蒸しタオル


さて蒸しタオルしてる間に洗顔

何せクレンジングした後水洗いしかしていないのだ。(水洗いと言っても人肌程度のぬるま湯だけど)

まずは洗顔料をパッケージの裏側に使用料として書かれている3cmを無視して1cmに満たないくらいを手の平に出す。

そして水を混ぜ泡立てていく

少量の洗顔料で作った大まかな泡を軽く顔に乗せクレンジングのぬめりを落とし洗い流す。

そして泡立てネットで本来の洗顔料の量を泡立てていく。

洗顔料のCM並に手の平にモコモコと作り上げていく。

モコモコの泡を両手に広げそのまま顔に乗せて泡を押し弾ませるように全体を洗い上げる

手の平が肌にあたらないくらいの泡で洗うのは摩擦で肌荒れさせないようにだ

何度も泡を押し弾ませ泡の気泡が潰れてきたら洗い流す

もちろん洗顔料のCMのようにシャワーの水を直接肌にあてたりしない。

手の平に少しぬるめのお湯を溜めて優しく泡を洗い流す

洗顔が終わったら髪の毛

蒸しタオルを外し、せっかく洗った顔にかからないように上を向きおでこに沿ってシャワーで流していく

トリートメントを洗い流したらさっきのフェイスタオルを軽く洗い絞って髪の毛を束ねたら体を洗う。


乾燥肌なのでボディタオルは使わない。

手の平洗いだ。

ボディソープを半プッシュ手の平に出したら泡立てる

なんでもかんでも泡立てるのは肌への負担を減らすためだ。

両手で泡立て足首から腰辺りまでするっと泡を撫で付けていく

下半身に泡を乗せたら足首に両手を添えふくらはぎから骨に沿って親指で痛気持ちい位に刺激しながら上へ上へと泡を持ち上げる。

一旦膝小僧の裏側に膝下に溜まった老廃物を集めるイメージだ

そしたら今度はそのまま太ももだ

太ももも骨に沿ってマッサージし、ほぐしながら洗っていく、ほぐしたら先程溜めた膝裏の老廃物共々両親指を使いVラインまで流すイメージでマッサージしながら洗う

これをもう片方の足もする


そして腰に置いていた泡で腰から背中へ手が届く範囲までで構わない

背骨に沿って軽く刺激しながらデスクワークで凝り固まった腰を和らげてやる


また新たにボディソープを半プッシュして泡立てる。

今度はそのまま手をクロスさせ手首から泡を乗せて肩まで泡をのせていく

クロスさせたままの手で手首を握り軽く圧をかけてマッサージしていく、二の腕辺りはたるまないように念入りにマッサージしてやる、そして腕の老廃物も一旦わきの下に集めるイメージで、わきの下に腕の老廃物を集めるため2~3回手首からわきの下まで圧をかけマッサージ。反対の腕も同じように洗い上げる

残った泡で胸を洗う谷間や乳下部分は気づかない程度に汗をかくのでサラッと洗い上げる

肩に置いておいた泡でこれもまたデスクワークで凝り固まった肩を軽く解すように洗い上げていく

そして忘れてはいけない耳裏

軽く泡を付けたら人差し指と中指で耳裏のリンパを刺激する

右手は左耳裏に、左手は右の耳裏に人差し指と中指で圧をかけながら首筋から鎖骨の中心へとリンパに沿って老廃物を流したら、ここからは少し痛い

鎖骨を人差し指と中指で挟むようにして老廃物を流すイメージ4~5回リンパに沿って流しながらわきの下へ集める。

手の腹を使ってそのままわきの下に集めた老廃物を体のラインからVラインへと落とし込んでいく作業をまた4~5回繰り返したらシャワーで洗い落とす


お風呂から上がったらコップ1杯の水を飲む。入浴中に失った水分とせっかくリンパから老廃物を出したので排出を促すのが目的だ。

これであしたの自分のためのお風呂は完了だ!






え?面倒臭い?

そりゃそうだ手間を惜しんではだらしない体になるだけ。

日々適度な運動やバランスの摂れた食生活を送れるならここまでしなくても良いだろうし、私だって毎日こんなお風呂な訳ではない。

体力、気力に余裕のある時に週一でもいいからこのくらいの自己管理をするのだ

自分の体に向き合い不調を起こす前に管理する。



まぁ無理な時はお金で解決するしかない。

美容院に行ったりマッサージに行ったり余裕があるならエステだって行っても良いだろう。


自力でするにしろ、他人にして貰うにしろ、何故するのかという気持ちが大事なのだ。

『お疲れ様今日も頑張ったね。偉いぞ私』

ナルシストになれ!という訳ではない。

毎日頑張る自分を大切にしてあげようって事!


後は…年相応と言われないための努力!見栄!プライドなのである!


女としての努力。

これに気付かない男が居ないからアラサー独身女子が産まれるのだ。(と、言い聞かせてる)

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