怖い話㉕

564219

窓の外

これは私が沖縄に行ったときに体験をしたお話です。


私「沖縄の海はきれいだな~。」


私の家族は夏休みの一週間を使って沖縄に旅行に行った。私の家族は、私と妹と父母の四人だ。この日も様々な観光スポットを回った後にホテルに戻った。


ホテルの特徴はよくある豪華なホテルに近い作りになっていて、南側の部屋では海がよく見え、北側の部屋では沖縄の街並みが良く見えるまさに絶好のホテルだった。


私達が泊ったのは南側の部屋で海がとてもきれいに見えた。私達は夕食を他のお店で撮った後夕日を見るためにホテルの部屋へと戻った。私達の泊った部屋は10階で本当に景色が良かったのを今でも覚えている。


夕日ということは日が落ちるので、当然日が落ちた後は暗くなる。この日、ホテルでイベントはなく、周辺の観光スポットでもイベントは行っていなかった。日が落ちて、ホテルに設置されているお土産屋さんに家族で行こうとし、窓の鍵を閉めようとカーテンを開けた瞬間、強い光がホテルの周りを覆い隠した。


私「え?!なにこれ…。」


私は驚いて思わず家族の方へと振り返った。が…


母「何かあった?」


私は母の言葉にとても驚いた。先ほどの光は部屋の中を照らすほどの強い光だったからだ。しかし、家族のだれもが光を見ていないという。


私はもう一度窓の外を見たがその時にはもう光どころかかすかな明かりすら見えなく暗闇が広がっていた。


これは私の勝手な想像だが、これは第二次世界大戦の時に爆弾を落とされた瞬間を誰かが私に見せたのではないかと。そうでもない限りこの光の説明はつかないと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

怖い話㉕ 564219 @commnder

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る