vs 夢と幻想、酒呑みの見る夢

https://kakuyomu.jp/works/1177354054935249465

作:春嵐様


彼女が寝てただけ、と言ったのは本気でそう思っているのか、それとも……。本当に走馬燈を飽きる位見続けているなら、彼女がああなってしまうのも今回が初めてではないのかも。

『しにたいなあ』の彼女同様、特殊な状況下に置かれることで日常的には抑制し目を背けている寂しさやなんやらが全部出てしまうのかな、なんて。


初めのそれらは睡眠時に見る夢だと言われ、次に彼女曰く『寝てみる夢ではなくて。叶えたいと思って追いかける夢』だとされる。でも最終的に現実(の未来)とリンクしたわけですからこれは予知夢や予言の類だったのかなと。


しかし私の脳内の『街』のビジュアルがどんどん九龍城とミッドガルを足したような渾沌と化していきます。いや多分もっと普通な感じだとは思うんですけど、そこに内包している要素はそんな感じなのかな、と勝手に。

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