vs いつものバッドエンド

https://kakuyomu.jp/works/1177354054935079969

作:春嵐様


少々自分語りをば。

他人の不幸は蜜の味なんて言いますけど、私は小さい頃から不幸な人や人間のどろどろを見るのが苦手でした。創作物上のものはある程度折り合い付けて見れるのですが、リアルはやはりちょっと……。ニュース番組とかですらたまに辛くなって消しちゃうんですよね。


だからこそ、彼女は本当に強い人だと思うんですよ。

『本当は、泣きたがっているのに。それを隠して、ぼろぼろの心で。』でもそれでも『今日も、街を歩いている。』。

極論、自分に関係ない事項なんてどうなったっていい、って人もいるんですよ。それも一つの処世術です。でも彼女はそれを良しとしない。

そういう優しさと諦めの悪さと強がりこそ彼女の愛すべきところであり、彼が彼女に惹かれる部分なのでしょう。



しかしある意味、この女性は&αを駆使する作者様の分身なのかな……なんて。

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