第119-2話 ネオニッポンバシ編☆虹浦尼李の憂鬱その二
行きたいよなこんなゲーセン。
◇
とまあアマリちゃんはそんなことでゲーセン来てた。
だが良いことにカリミヤのお兄さんが限定フィギュアを取っていたところに隣の隣ぐらいに人参のユーホーチャっキャーがあったのでそれを落とそうとした。
にんじんは美味いうさぎじゃないけど美味い。から取ろうとしていたら……カリミヤさんが話しかけてきた……何この不審者……
「酷い……いきなり不審者なんて……それは言わない約束ですよええと誰ですか名前は……僕は仮実谷望です」
「私は虹浦尼李です……それはおいといて美味い人参を取るのを手伝ってください……このユーホー高くて一回30円なんですよ……」
「なんで野菜とか果物のほうが高いんだろうね不思議だ……ねまあなんとなく理由はわかるがね……」
「?? さあ取ろうとしますがカリミヤさんはどう取りますこれ?」
これは……落としか……アイテムを落として取るタイプだ。
◇のアイテムを下に堕としたら人参の入った袋……7本ぐらい入っているが貰えるようだ。
僕はどう取るかを塾講したそして……取るか。
コインを入れる……そしてねじり取る様にずらす……そしてもう一回すらす……そしてひっくり返す様に揺らすそしてあとは当てるだけフックを……
まあ5回で取れた……そしてかかったお金は150円か……まあ普通に買うのとそこまでかわらんような……まあいいか。
「はいあげるよ……いいだろこれで?」
「本当に!? 山分けじゃなくて?? いいのか本当に!??」
「もちろんいいよこのくらい屁でもないからね」
そうして少しだけ仲良くなって今に至る……かということか。
「つまりアマリちゃんはここでユーホーチャっキャーの店で会うことだったのか……」
「会うことだった……?」
「いやいやこっちの話だから気にしないでねアマリちゃん」
「それよりお腹空いた肉まん食おうぜ」
アマリちゃんがフードコーナーにいく。
そこではフードが多少高い値段で売っている。
なお年齢で値段が決まる。
十歳以下は50円で肉まん、あんまん、ピザまん、カレーまん、豚角煮まん、トマトまん、マヨネーズチキンまん、イカ墨まん、ちょこまん、寿司まん、
80円でうどん、そば、玉子丼、他人丼は150円でかつ丼は200円だ。
カレーライスは100円だ。それにスパディッティーナポリタンは10円という破格な値段だ。
なお年齢が11歳から19歳だと+100円だそして大人は+500円だなおスパディッティーナポリタンだけは大人でも100円だ。
そんな夢のフードコーナーに来ていたちなみにドリンクは無料だ。ただしゲーセンで100円使った人限定だが。
行きたいなこんなゲーセンあったら毎日でも通うな……マジでマジマジ大マジだし。
とまあ冗談は置いといて、おにぎりはないのかと探すと一個50円で売っているが……まあ買うか……
アマリちゃんも買うアマリちゃんはホットドックとおにぎりとガブリチキンと豚の串焼きに魚肉ソーセージに昆布の噛むやつとバナナを買った。
全部で200円だった。
「アマリっちバナナなら私が出したのに……まあいいかほいっ二本目のバナナ上げる」
「いいのか本当にお前は天使か神か……神なのか神様なのか……?? 神様ありがとうええとナナナ神~本当に感謝するぞ」
「おおげさなのん……私はバナナが出せる普通の少女なのん……まあ普通と言うより異常だけどね」
「これはなんか色々な意味で何か起きそうだ」
そしてそしてアマリちゃんはゲーセンで遊んでいる場合じゃないようだ……
なんと今からバイトに行かないといけないらしい。
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