第7話 特に苦戦することなく楽々と100階層まで来たわけだが
次の日、毎日10階層は進めていた。
そしてそれからかなり進んでいく。
現在84階層目だ。
レベルは既にもう72まで上がった。
あれから色々なスキルを覚えた。
ストレス耐性、恐怖耐性や精神加速などのスキルだ。
なかなか使い勝手がいい。
俺の体ももはや細マッチョとかの次元を超えていてかなりがっしりとした体つきになった。
爺ちゃんと婆ちゃんにはジムに通っていることにして誤魔化してきたが、まあ大丈夫だろ。
ついでに爺ちゃんや婆ちゃんに知り合いから分けてもらったと嘘を言いダンジョン産のオーク肉とかを渡している。
それでとんかつにしてもらったがかなり美味しい。
道中の敵でついにオークジェネラルなどの中ボスレベルの敵が出てくるようになった。
だが、二撃で倒せるのでそれほど苦戦はしない。
そうやって進んでいくこと小3時間ほどで90階層までやって来た。
今度のボスはトロールキングだ。
醜い巨人の怪物でデブっているがやばそうな奴だ。
案の定守りが堅い。
なので炎魔法Lv.6まで進化した俺の魔法で燃やし尽くすことにした。
バーストビックバンファイヤを使用して核のごとき炎を撃ちこむ。
もはや人間の出せる出力を超えている。
ちょっと小さい弾道ミサイルみたいなそんな威力。
核爆弾まではいかなくても大分やばい。
ビルなんて簡単に消し飛ばせそうだ。
だがトロールキングはまだ立っている。
なかなかしぶとい敵だ。
風魔法のボルケーノテンペストを使用して破壊する。
まるで台風のような一撃で流石にトロールキングは耐えられなかったのか、なんとか倒せたようだ。
ドロップ品はトロールの牙と腹巻。
こんなもの何に使うんだろうと思ったがとりあえず無限収納空間に閉まっておいた。
91階層にやってきた。
現時刻午後2時ぐらい。
まだまだいける今日中に100階層まで行ってしまおうと思った。
91階層はリトルデビルとかいう悪魔のような生き物が出てきた。
小さい悪魔と言った感じだ。
魔法を放ってきたが肉体的強さはなかった殆ど。
だから光爆剣で倒せた。
だが回避力が高いのでなかなか剣が当たらないでいた。
それでもそれほど苦戦することなく92階層までやってきた。
92階層はカニのようなデカいカニといっても厚い甲羅に覆われた鉄蟹という名前のヤバそうなカニが現れた。
堅い。
堅すぎる。
剣の攻撃が通じない。
なので雷魔法を使用した。
ブラストサンダーで感電死させた。
鉄だから雷がよく効くようだった。
なんだよ楽勝じゃねえか。
93階層はゲジゲジの魔物。
ゲージゲジンと言う名前。
ふざけた名前だが気持ち悪い。
カサカサしていて動きがかなり速い。
しかも剣による攻撃が効きずらいので水魔法でぶっ倒した。
アクアトルネードボムで爆殺した。
水の爆発って俺の発想力は謎の極みだ。
94階層はライオネックというライオンみたいな魔物だ。
だが翼が生えている。
かなり強敵そうだ。
スキルを使ってくるようだ。
雄叫びで少しばかりひるんだ。
だが時空魔法を使用して時間を10秒停止して楽々切り殺した。
時空魔法のレベルが既に3になっているからか。
かなり使い勝手がいい。
空間を固定して動けなくするということもできた。
これで敵の足を固定して動きを封じたりできた。
待てよと俺は思った。
空間を切り取ることもできるのではと思った。
ライオネックで実験した。
ライオネックの頭のある空間を固定して切り取る。
すると一撃で首なし死体の完成であった。
もはやかなりやばい魔法になった時空魔法。
ただ消費MPがそこそこ高いからあまり多用できないな。
でも俺のMP既に3000超えているんだが……なんだこれと言いたい。
もはや人類最強なんじゃねえのと思えるくらいの強さだと思う。
95階層はカバのような魔物だがでかい。
バラスマーガと言う名前だ。
しかも闇魔法をしようしてくる。
何とか回避して雷魔法をぶつけた。
しかし魔法耐性が高いのかあまり効かない。
でも剣による攻撃が効くようなので、なんとか倒せた。
96階層はダークキラーオークという名前の奴が出てきた。
オークの最終進化態とでも言うべきか。
速い!! 凄まじい速さだ。
盾で剣による攻撃を防ぐ。
そのままこちらも剣による攻撃を行う。
肉を切り裂き、骨を断つ。
ダークキラーオークの首を刎ねた瞬間安堵の息を吐く。
今までの魔物とは比べ物にならない圧力を感じた。
次は油断しないで行こう。
そして97階層、98階層、99階層を抜けて100階層までやって来た。
出てきたボスはベヒモス巨大なゾウのような魔物だ。
太い鼻から火炎の息を吐きだした。
俺は幻惑回避で回避する。
そのまま雷魔法をぶつける。
デスサンダー!! オメガサンダー!! ライトニングサンダー!!!
かなり効いているようだ。
炎魔法も使う、アトミックファイヤボムで消し炭にしてやる。
使った。
だがまだベヒモスは生きている。
なんという耐久力だ。
俺は怠惰の飲料水を飲んだ。
そして光爆剣を構えて突撃した。
腹のあたりから一気に切り裂いた。
するとするすると斬れていった。
ベヒモスは死んだ。
そしてドロップ品としてベヒモスの牙、皮、肉が貰えた。
そして討伐特典としての宝箱も出た。
中を開けると剣だった。
だがその剣が普通の剣ではなかった。
俺がそれを持つとその剣が俺に対して話しかけてきた。
『私を持つと言うことは選ばれたものだな』
「剣が喋った!?」
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