お金を拾っただけなのに

みかんの木

第1話 神との出会い

ある夏の普通の日。そう、それは普通の日だった。まさか、こんなことになるなんて、、、


あー、あっつい。暑くて溶けそう。ていうか何で夏休みなのに会社に、、、

---ん?

私は道でなにか光るものを見つけた。小さい頃貧乏だった影響もあってか、お金に目がない私は、光るものがあるとつい足を止めてしまう。

恐る恐る近寄る。なぜかって?

あぁ、思い出すだけでも吐き気がする。二ヶ月程前だろうか、お金だと思って拾ったものがおじさんが吐き捨てたガムだったのは。

大体、道にガムを吐き捨てるなんてどんな神経をしているんだ、一体、、、まあ、かく言う私も今こうしてお金を拾おうとしてるわけだから人のことは言えないか。

とか考えている間に、私はその光るもの、の前に立っていた。

---うん。確かにお金だ。

でもなんか変なような気もする。まあいいか。とりあえずおじさんが吐き捨てたガムじゃなかったわけだし?

ていうか、あれ、なんか視界が真っ白に、、、?

「キャッ!」

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「いや、状況の理解にどんだけかかってるんじゃ?カバンよし。五感よし。何も変わらないじゃろ??」

---いや、あんた誰w?

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「いや、ほんと誰!!!!????」




そこにいたのは、神様だった。神様。っていう見た目の。ここから、私と神の不思議な生活が、始まる 、、、

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