062 今日があの処女作の卒業式だったのかもしれません。

 今回はネタバレを含みません。




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 Twitterでいち早くお伝えしていましたが、家族が現在38℃を越す発熱で寝込んでおります。それが収まるのを待っていたのですが、残念ながら私以外の全員が同じ症状で倒れる状況に。

 現状で発熱、筋肉痛、頭痛の3種類の症状で、どの疾病にもあまり当てはまらないような当てはまるような、そんな変な状態です。明日病院で検査と、COVID-19のサンプル発送を。そのため、数日間は会社への出勤停止が言い渡されております。


 家事の他はすることが無くなりましたので、机に向かったのですが文が出て来ません。数行だけ書いてPCを落としました。

 至って普通のことですが、心体がそろってポジティブな物語は初めて書けるのだなあと思った次第です。

 皆さまもどうかこのご時世、お身体にはお気をつけくださいますよう。




 そんなネガティブな状態です。エッセイなんて今日は書くつもりはありませんでした。でも書いています。ひとつ嬉しいことがあったのです。


 以前から小説家になろうでお読みいただいていて、Twitterでも交流のある他の書き手さんに、ファンだと仰っていただいたのです。嬉しかったですねえ!

 それだけあの作品は気持ちを揺り動かすことができたのだなあと感無量になって、みんなが寝静まるのを待ってつい今日はPCに向かいました。




 現時点でファンと言っていただいたのがおひとり。

 私の処女作を好きだと感想をくださったのがおふたり。

 最後まで読むよとTwitterで宣言されたのがお三方。

 このエッセイを処女作の最終話の日付けまで読了されているのがおよそ20人。

 小説家になろうで最後までお読みいただいているのがおよそ40人、カクヨムではおよそ10人。


 上記で特に後半は重複していますが、それでもおよそ50人の方がこれまでに全話読了されています。数字を調べて素直に驚きました。これは予想を大きく上回っています。

 どうあがいても人気が出ないのはかなり初期から分かっていました。ですから、1月終了時点で30人と見積もっていましたから、それを上回る方の訪れに胸がいっぱいです。ああ、あの作品を書いて本当に良かったと素直に思えました。

 それにファンも獲得したんですよ。栄光の処女作です。


 忘れずに春ごろに第30話だけ削除しまして、あの作品は永遠にあのまま放置ですね。私にとって栄光の放置です。額に飾るレベルです。なにせ金のたまご作品ですからね!

 あのまま永遠に孵ることのない卵なのでしょうが、いつか訪れる新しい読者さんを4つの小説投稿サイトでいつまでも待ち続けたいと思います。100人、200人などの節目は年単位で待つこととします。

 もう誤字くらいしか手を入れることはないでしょう。今日があの処女作の卒業式だったのかもしれません。やっと腑に落ちたような気がしています。

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