第四章 処女作の完結後

058 第31話 劇場版はじめさんが異世界カテゴリで始まりました。

 本エッセイは拙著「劇場版 はじめさんが はじめから はじめる! ~異世界救世主伝説 タイムスリップ歴女コスプレイヤーはじめさん~」の最新話のネタバレを多分に含みます。エッセイの副題もしくはエッセイ冒頭の表記話数をまずご確認いただき、ご自身の読書進捗度と照らし合わせて読み進めるか止めるかを予めご判断ください。

 では、以下から新規部分です。どうぞ。




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 劇場版はじめさんがはじめからはじめる、始まりました!

 この物語はボーナスステージです。全てを成し遂げた主人公が体験する新たな物語。

 本編の続編であり、本編の外伝に当たり、平行世界を描いており、蛇足的な付け足しの物語です。


 処女作は2020年を我慢の下に生き抜いた読者さんのために描きました。一方で本作は、徹頭徹尾主人公満足のためだけに筆を走らせます。彼女が理想と描くゴールへと私が導きます。

 また、これでフィーナが復活してバディものになって、主人公がそれに依存してしまわないかと心配にはなりません。彼女はすでにフィーナ無しで3年間、そのうち1年間はアフリカで過ごした身。立派に成長した大人の女性です。誰が居ようが居まいが自立した女性。今度は自立した女性同士がコンビを組んで異世界に挑みます。


 何がそんなに原動力になったのかは現時点では言及しませんが、ともかくそれが心残りだったのです。その処女作で唯一の心残りに決着をつけたいがため、さらに数万字の文を起こすことにしました。




 最初は短編にしようと考えたのです。ですがおれごんのいつもの語り口で、この追加分が1万字程度で収まるはずもありません。ざっくり書いたプロットですでに3千字は越えていましたもの。

 この劇場版が終わるまでのルートをざっと書いただけでこれです。そこに色々とこれから肉付けをして行く訳ですから。ある程度は長くなります。




 こんな背景でおれごん未来が異世界ファンタジー部門にお邪魔します。

 少し描いてみて。

 向いていませんね。下手くそです。人名で早くもつまずいてしまいました。

 思い浮かびませんもの、そんな読者さんに覚えてもらえそうな、いい感じの、ナーロッパ感の名前。そこでいっそ名前が一切出て来ないことにしました。

 そんなことが本当に可能なのか。本編を見ていただければ分かります。


 本当に人名は苦手です。フィーナも小1時間ほど七転八倒してやっと決めました。

 ゲーム開始時なんかでも主人公くらいはいいですが、2人目、3人目となると決めきれず、その画面のまま1時間、そのまま電源を落とすなんてこともあったくらいです。

 ボブとかジョージなら良いのです。なんとかなんとか-フォン-なんとかⅣ世なんて、たぶん1日使ったとしても出てくるかどうか。




 俺TUEEとかざまあで他の書き手さんに勝てる気が全くしません。私よりも文章が上手な人、話が面白い人がすでにいくらでも居ますから。そこに新規参入して食い込めて行くほどの実力はありません。

 ではなぜわざわざそこに斬り込んで行くのでしょうか。それは第36話(予定!)を読んでいただいたら分かります。おれごん未来はこれがやりたくて異世界ファンタジーに手を出したのかとご納得いただけると思います。

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