第8話 エンジンに吸い込まれ
飛行機のジェットエンジンは前方の空気を吸って燃料を燃焼している
事故としてよくあるのは、バードストライクと言って鳥が運悪くエンジンの側を通った時に吸い込まれるのだが、これもそうそうある事ではない
仮にバードストライクがあったとしても、それが即座に墜落事故につながるわけではないからだ
今回の事件は飛行場で起こった
飛行場内は当然ながら人が行き来できる場所ではない。それがなぜかその日、整備員の一人が滑走路を歩いていた
先ほども言った通り、飛行機のエンジンは前方の空気を吸うため、エンジンの前に立てば危険だと誰でもわかる。当然整備士もエンジンの後ろから近付いた(なぜ近づいたかは不明)
整備員はそのままジェットエンジンに後ろから吸い込まれてしまった
意外な事と思うかもしれないが、飛行機はバックで動いている時、エンジンの吸い込む空気も反対側になるのだ
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