イレヴン・アイス

 サダキは血津波の来ないうちに河の横にひとつあるヒトひとり分程度は入れる穴に入っていったのである。

 奥へ奥へと進み、木製の梯子で上へと上がり、石の蓋をズラして出たのである。正に別天地である。

 ナロウの地元で有名のイレヴン・アイスは血津波によってすべてのアイスをブラディ・マリー味風に変えていったのである。

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