レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~
第51話 おっさん、ドラゴン・ダンジョンに再チャレンジする
第51話 おっさん、ドラゴン・ダンジョンに再チャレンジする
色々と準備して向かえたドラゴン・ダンジョン。
それなりの物は準備出来たと思う。
三人が加わったので1階層のワイバーンから討伐を開始する。
「妙な道具があるのでしょうね」
「必殺ドライアイス!」
俺はドライアイスをアイテムボックスから出した。
次にドライアイスで作った吹雪の魔法を現れたワイバーンに叩きつける。
ワイバーンの苦しそうな声。
このドライアイスは町内のお祭りでドライアイスを使ったアイスクリームが出来ないか検討した時にネットをチェックした。
前のダンジョンで大量に仕入れたのはこれだ。
「よし皆は金属、水、雷魔法で援護だ」
援護を三人に任せ俺はメイスを抜いて突っ込む。
ドライアイスで動きの鈍くなったワイバーンは楽勝だった。
前と同じように翼を折り、続いて頭に一撃を加える。
魔石になっていくワイバーンを見てこれなら、いけそうだと思った。
その後もドライアイス戦法は上手くいき、ちょっと拍子抜けだ。
遂に5階層でドライアイスが効かない相手が出現した。
「必殺ドライアイス攻撃。
効いてない、資料によるとウッドドラゴンかな。
ウッドドラゴンは体が木で出来ていて、動く樹木、要するにトレントみたいな物を召喚してきた。
「今から秘密兵器を配る」
アイテムボックスからチェーンソウを取り出す。
「エンジンを掛けて。後は切るだけだ」
皆はエンジンを掛けて、トレントをチェーンソウで切りまくる。
俺は本体のウッドドラゴンを相手にした。
ウッドドラゴンは太い蔦を飛ばして攻撃してくる。
俺はチェーンソウで切って切って切りまくった。
しばらく切っていたら、蔦が無くなりウッドドラゴンが丸裸になった。
ウッドドラゴンに切り込む。
あっさり刃は通り首を切り落とす事に成功した。
勝ったな、でもまだ5階層だ。
7階層までの記録はある。8階層で全滅した訳だからそいつは強敵だろう。
8階層はミストドラゴンだった。
なんだ、こいつかよ。
どんな強敵かと思ったら、前にもやった相手だから攻略法は分かってる。
時間はそれなりに掛かったが倒す事ができた。
「これからは、一日一ドラゴンを目標にしよう」
「それだと何階層あるかも分かれへんのに時間が掛かり過ぎやないですか?」
アルマは不満げだ。
「それくらいが丁度良いゆっくりいこう」
俺達はダンジョンを後にして街に戻る。
街のギルドでドラゴンの魔石を売り払った。
一日に一体でも充分暮らしていける額だ。
暇な時間は俺の魔石をクズ魔石と結合して大きくした。
最後の切り札は魔力通販になる予感がする。
攻略は順調に進み、ドライアイスが効かない相手も出てきたが、それらは魔力通販の敵ではなかった。
出てきた例を上げるとドラゴンゾンビ、これは農薬と紫外線ライトで楽勝だった。
アイスドラゴンはガソリンを掛けて燃やす事に。
フレイムドラゴンはドライアイスは少し効果があったが、水を大量に掛けた方が効果が高かった。
透明ドラゴンはドライアイスは効いたが、見えなかったので赤外線ゴーグルを掛けて対処。
ポイズンドラゴンは紫の体を見てやばいと判断して、ガスマスクを装備した。
ぬるぬるドラゴンはぬめり取りを使った
メタルドラゴンはダイヤモンドカッターで切り裂いた。
シャイニングドラゴンは眩しいだけなのでサングラスを装着。
シャドウドラゴンはライト設置して影を無くした。
ケルピードラゴンは水の塊だったので災害用の凝固剤を。
サンドドラゴンは接着剤で固めて退治した。
攻略の階層は99階層に達する。
一体、何階層あるんだこのダンジョン。
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