呟怖 シ

シノ ユウコ

2017...1

#呟怖 どんぶらこっこと流れてきた桃。ばっさぁり。

キラキラ光る竹の節をばっさぁ。

あら、あららら。

おばぁさん、気をつけて切らんと。

そういうおじいさんだって。

庭でバラバラの何かを前に困っていると、隣の爺がばらまきちらしていた灰が何かに降りかかり、両性の何かが産まれた。

2017年9月16日 0:37


#呟怖

一枚、二枚、三枚…

四枚…あ、

五枚…

ろ…くま…い、うーん。

ああ、もうだめだ、やっぱり常温じゃ形が。舌だって分かんないや。

こんな事じゃ、何人したかわからなくなっちゃう。

今度から記念品は冷凍しなくちゃいけないわね。

前の50人ごめーんね


#呟怖

私のかかとには芽がありました。

皮膚の下にで見えませんが。


段差を降りるとかかとに痛みがあり、困っていました。


整体の先生に相談すると、先生は何かを取りに。スプーンでした。

かかとに出っ張ってる方をあてなでるように力をかけました。


折ったんだそうです。

2017年9月15日 0:14

#呟怖 #実話

うちの父方の家に伝わる禁忌。

きゅうりを植えると必ず死人が出るので植えてはいけない。

2017年9月11日 20:35


#呟怖 魚が泳ぐのを見るのが好きだ。今日も近所の池で鯉やフナが泳ぐのを見ていると、何か変な魚が泳いでいる。

それは人の肘から指先で、側にいた魚を掴むと見えないが手の平で包み、まるで食べているようだった。

2017年9月9日 18:36


#呟怖 昔むかし、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。おばあさんが洗濯しているとどんぶらこっこと何かが流れて来ました。

2017年9月7日 23:51


#呟怖 夜中にベッドが動くんだよ。子どもの頃我が家には大きな飾り棚のついた洋風の重たくてちょっとやそっとでは動かないダブルベッドがあった。母親はそんなわけない、動いたらカーペットにできたベッドの足の痕がずれるでしょと覗き込んだ。

ベッドは捨てられた。

2017年9月7日 17:29


#呟怖 「廃墟に肝試しに行こう」誰が言い出したかわからない。

早朝、植物園の廃墟についた。

温室らしいその建物は奇跡的にガラスは割れずあり、つた植物が包み込むように美しかった。広い扉が開いており、皆で並べた。みると床一面緑の苔が生えている。

「入って見よう」


ジャボン…ゴボ

2017年9月5日 7:49


#呟怖

みているよ、ずっと見てる。

独り言意外と多いよね。

季節の変わり目に必ず風邪気味だし、お米だけ炊いて自炊したーっていうし、500円玉貯金してるし、色々ね、ずっと見てる。ずっとずっとずっと見てる。気がつかれたらだめ。ずっとずっとずっとずっと見てる、見てる君の目の中から。

2017年9月4日 23:37


#呟怖 ある時村に空から大きな火の玉が降ってきた。その火は村の藁葺き屋根に引火した。火事だと大騒ぎしていると、空からその火の手にだけ雨が降ってきた。


「ちょ、おま!」「悪りぃ、マッチ火ぃついたまんま落としちゃって」「えーそれ、頼み込んで爺さんから貰った箱庭なんだぜ、もー」 2017年9月4日 23:30


#呟怖 #実話

子どもの頃、友人と買い物に行った衣料品店で見知らぬおじさんに「大きくなったな」と言われながら、首を締められた事がある。 2017年9月3日 23:24


#呟怖

好きだから、自分のものだけにしたかった。

彼女はそう言って台所の寸胴鍋を見た。

2017年9月1日 19:25


#呟怖

踏切の飛び込みは止めたくても止められないらしい。

覚悟を決めた人の目を見たら体が動かなくなる。

と、事故現場を見た母の友人談。

2017年9月1日 0:04


#呟怖

高校の国語教師から聞いた話。

先生の弟は霊感ありの見える人。で、渡れない踏切が幾つかあるそう。

2017年9月1日 0:00


#呟怖

今、私、呪いをかけているの

誰に?

私以外の全ての女によ^ ^

だってそうしないと

あの人も、あの人も私のものにならないから。

2017年8月30日 23:39


#呟怖

自殺をしようと思って青木ヶ原の樹海に入った筈なのだが、今目の前に洒落たコーヒーカップに入っていい香り漂うコーヒーがある。傍らにはメイド服に銀色に輝くトレイを持ったツインテールのかわいい店員。彼女はかわいい声で言った。「ようこそ樹海カフェへ」 2017年8月30日 12:04


#呟怖 #実話

実家にいた頃の話。

3人家族で、皆リビングにいるのにシャワーの音がしたり、階段を上がる音がした。隣近所の音だろうと家族全員思っていた。

だが、夜中に窓を閉め切っているにもかかわらず、家の中で作っていない味噌汁の匂いがした時違うかもと…

2017年8月29日 21:03


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る