コロナ禍 薄れ行く危機意識

 夏の暑さがなかなか来ず、娯楽も軒並み中止となった夏ごろ。この辺りから、コロナ感染者は減ってきましたが、お客さんの意識もどんどん低下していきました。


 マスクはさすがにつけてくれていますが、ソーシャルディスタンスは守らない、ということが発生したのです。


 まぁ、大事のようにいってますが要するにレジ列の間隔を開けない人が増えたのということです……。


 これはコロナ関係なくなんですが!!

 まだお客さんいるのに!!

 ぼんっと勝手に未会計品おくそこの人!!


 人にはソーシャルディスタンス以外に、パーソナルスペースというものがあります。


 ここはスーパーではありません。

 なかには小銭をなおすのに時間のかかるお客様もいます。


 そんななか、後ろから知らない人がいきなり荷物おいてきたらどう思います?


 不愉快極まりないですよ?

 露骨に急かしてるだけじゃないですか。


 客はあなただけじゃないんです。お会計終わっててもお客様はお客様。


 勝手な行動してお客様を不快にすんじゃねーよ!!


 ……と、コロナの前から思っていたのですが、やはり一定数いらっしゃるんです……残念ながら。


 ですがコロナが流行ってはいなくても撲滅できてない状況です。


 ソーシャルディスタンスを守らないお客様には


「お客様まだ終わってませんのでお待ちください」


「次回からレジの間隔を開けてお待ちくださりますようお願いします」


 これを笑顔でいってやります。

 大抵の人はあぁ、ごめんねぇって笑って理解してくれます。ごく一部は不服そうにしますが、間違ったことは言ってないので黙ります。


 お願いですから、レジの間隔は開けて、他のお客様がレジを完全に去ったあとに来てください!


 そう常々思います。

 あんなにコロナ、コロナといっていたのに、人の意識ってやっぱり風化するものなのだなぁ……。


 なんて、みていてちょっと悲しくなっていたとき。


 第三のパニックがなんの前触れもなく、突然、本当にこっちが理解するまもなくやって来たのです。


 その時はもうソーシャルディスタンス何て言ってられず、なおかつ私たちは怒鳴られたり嫌みを言われ続けるという最悪の日でした。


 そう……イソジンパニックです。

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