コロナ禍 マスク入荷に伴う質問責め(電話編)
勤務先が変わって一ヶ月もたたない頃。
新しい勤務先は新しいお店で、お店のオープニングスタッフさんたちは、以前勤めていた店で研修をしていたためほぼ全員顔見知りでした。
そのためあまり苦労せず人間関係の構築には成功しました。元々その手の事は得意でしたので。
ただ問題は、社員さん以外社歴が私より若いということ。
つまりまぁ、私の方が仕事ができるため、必然的に指導係になったのです。エリアマネージャーもそれを見越して私をここに放り込んだようで、唯一やったことのなかった誰かに何かを教えるという立場となりました。
そんななか、一番苦労したのは電話対応です。このお店は電話はフロアの人間がとることになっていました。前のお店は調剤室でとってくれていましたが、それの方が珍しいのです。
電話対応慣れしてない方も多いため、面倒なお客様の電話は私のところに回って来たりします。はっきり言い切れないと電話が長引く可能性が非常に高いので、仕方のないことです。
その中のひとつに、今も記憶に残ってる非常にめんどくさく切れそうになった電話があります。
それはマスクの問い合わせ電話でした。
最初に小さいサイズのマスクはないか、と聞かれその時間ランダム販売していたマスクの中にはないと伝えると、入ってくるのか、と聞かれました。
マスクに対するお問い合わせにはお答えできないといっているのに
「違う違う、入ってくるか聞いてるだけだろ」
の一点張りで全く話が通じない。この人日本人なのか? と疑問になるレベル。
入ってこないし、大体入荷してくるマスクは本部が決めて送ってくるので自分達では選べない。何が来るかも、私たちは当日にならないと知らなかったのです。
それなのに何でわからないんだ
マスクは今どこでも姿を見せている
指定のものを入荷するのはそんなに難しいのか!?
好き勝手言われたので私もさすがにぶちギレて
難しいんですよっ!!
と言い返しました。もちろん、ものすごーーく丁寧な言い方で。
その後物流に関する問い合わせ等は店舗ではなくお客様サポートセンターにいってくださいと、流れをそっちに移動させました。
こっちで対応するのも面倒ですし、うっとうしい。
以前の店に比べると全然時間に余裕のあるお店ですが、それでも客の電話に10分も捕まってられません。
マスクが入らないときは、マスクの質問はダメなんだなぁってようやく浸透してきたところだったのに、マスクのランダム販売のせいで振り出しに戻りました。
以前よりマシですが、それでもまだこうしてモラルの低い方の相手をしないといけないと思うと、どうしても疲れは溜まってきました。
そして店の移動をして一ヶ月がたった頃。
客の意識の低さに驚きことになりました。
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