第17話後悔なんてしないよ

目が合うだけで嬉しくて

一緒に居るだけで幸せだと思った

なんてことない日常がこんなに幸せだなんて

君が教えてくれた。


君は僕の手をぎゅっと握ってくれた。

その手を僕は握り返した。


それだけで心が温かくなる。


そんな些細なことで笑いあう


それがどんなに心強い事だったのか

星も見えないこんな夜に孤独を感じる

僕の未来に君が居ない

それがこんなに心もとないなんて


無くして気付くんだね

「後悔なんてしないよ」

君と一緒に居ることに後悔なんてしないと思っていた。


君と離れた今後悔しかしてないよ。

しょうもない嘘だよね

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

最後の嘘 咲良 @sakura_17

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ