第12話いつか迎えに行くから

駅で懐かしい匂いがした。

香りの記憶と言うのはしつこく残るものだね。


君の香りだよ。

僕が大好きだった君の香り。


まだまだ子供で君を守れなかった

「いつか迎えに行くから」

あの時は本気だった。一人前になったら迎えに行くつもりだった

結局はそんな最低な嘘で終わってしまった淡い恋


君の香りを嗅ぐたびに思いん出すだろう

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