第6話 ぬるん、にゅるん
最初に言っておく。
大きなお友達には申し訳ないが、エロくないから!
そもそも料理をしているのがアラフォーのおっさんという時点でお察しというか、仮にエロかったとしても誰得だよという話である。
いつまでもアホなことを言っていないで本題に入ろう。
タイトルの擬音の正体は、山芋である。長芋とか自然薯などとも呼ばれるやつのことだ。
余談だが、『とろろ』だけだと、こちらを擦りおろした「とろろ芋」かと思いきや、実は「とろろ昆布」だったということもあるので注意が必要だ。(実話)
とろろ芋のうどんを頼んだつもりが出てきたのはとろろ昆布うどんで、微妙な気分になってしまったのはいつのことだったか。
いや、まあ、美味しくいただいたのだけれども。
と、明後日の方向に突き進みつつある話題を軌道修正しまして。
こちらを調理する際、私はピーラーを使って皮を剝いているのだが、これがなかなかに難しい。半分くらいまでは皮が残っているから、シャリシャリ進められるのだが、問題はそれ以降だ。
ツルツルぬるぬるとまあ、よく滑ることぬめること。
力加減を間違えて手からすっぽ抜けたことすらある。
ギャグ漫画か。いや、現実だ。
しかも落ちた先の床などもぬるぬるが付いてしまうので、掃除片付けが二倍の手間になってしまうという孔明の罠付きである。
それでも胡瓜と一緒に鰹節と梅酢であえれば、それだけで立派な副菜となる。夏の暑い日は特にお勧めです。
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