第5話 ヘタレ

 ……自分で書いておいてなんだけど、酷いタイトルだなあ。


 で、何がヘタレなのかというと、熱いの怖い、痛いの怖い、である。




 料理に火はつきものだ。さらに言えば包丁を始め刃物を用いる。


 が、私は手先が器用な方ではなく、その上要領もあまりよろしくない方である。




 そのためどこか腰が引けており、毎度おっかなびっくりで料理をしているのだった。




 それでもまあ、毎日のように行っていると少しは慣れるもので、最近はマシになってきているのだが。


 と、油断して怪我をするまでがお約束なので、十分に気を付けようと思う。






 ……いや、ホントマジで。

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