神々の気まぐれ遊戯
Nさん
第1話
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁァ”ァ”ァ”ァ”---------!!!!またおちた!!もう夏なのに!!!!」
世の中がちょっとてんやわんやして、バイト先もそれに巻き込まれて夏休みの頭に自己破産。そんなわけで絶賛ただいまバイト探し中の今年の春から大学生になった俺。趣味はたまにやるゲームにネット小説を読んだりといったどこにでもいそうな平々凡々な大学生だ。
「はぁぁ、、、また履歴書を書かねば......ハァァ.....」
さっきのように叫びながらもバイ〇ルとかのバイト求人広告を探し回りながら新しい履歴書をまた書いている。でもどれだけ探してもまぁ、時期もあまりいいわけではないので見事に見つからない。
「マイナ〇バイトに変えれば『マイ〇ビバイトの仕業かぁ!』って言われるくらいみつかるのかねぇ....??」
そんな風にバカなことを考えているうちに履歴書も書き終わった。ペンを手放しスマホをとりまたいいバイトがないかを探していく。
「うぅんんん、、、やっぱないなぁ。アプリ変えるか?...いや、そんなんで見つかるわけないか。はぁ.....お?こ、これはっ!ついに見つけた!時給もお高め、これはいかねばっ」
その時の俺は今までいろいろありホッとしてしまい気持ちが緩んだのだろう。業務内容や業務時間などほとんど見ずに面接などの予約を進めてしまった。それらがすべて終わり『この内容で本当によろしいですか?』という表示もほとんど何も考えずに『はい』の方を押してしまった。押した瞬間、スマホが全体的に光だした。思わず俺は目を閉じた。そうしたら何かに引っ張られるような感じがした。
..........光が収まったとき、そこには誰もいなかった。
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