ぷれぜん


・クリア条件


次回のデスゲームについて提案し、了承を得ろ


・準備段階


二十四時間。

会場に隣接するオフィスの一角のような場所で、同様の状況に陥っている他者と共に、専用のパソコンと机を渡され、ルール説明を受けた後、自由行動となる。

オフィスにはドリンクバーが併設されており、ソフトクリームとトッピング、あとインスタントのスープとみそ汁なども食べ放題、逆にそれ以外の食事は無い。


・競技会場


オフィスの一角に隣接する会議室に他者共々案内され、そこにふんぞり返っている何で偉いかわからない連中の前で順番にプレゼンをしていくことになる。

プロジェクターとパワーポイントは設置してある。


・ルール


チート能力含めた何でもありな人材が不特定多数集まって、最後の一人になるまで殺し合うゲームの新しいルールを提案する。

予算や会場については上限はないものの、コストが低い方が評価は高い、とは言われる。

プレゼン時間はそれぞれ五分、その後十分前後の質問タイムがある。基本的に圧迫的。

他者共々全員分のプレゼンが終わった後に偉そうな連中から評価を受け、最低一つは採用される。参加者は自分のプレゼンが採用されればクリアとなる。

なお、クリアできなかった場合はプレゼンしたものを除いた全員で、その採用されたデスゲームに参加し、生き残った場合のみ、新しいメンバーでまた同じことを繰り返すことになる。


・裏ルール


偉そうな連中は別にデスゲームのプロでも何でもなく、ただ雰囲気と産まれたタイミングだけで偉くなっている。なので頓珍漢なことを言ったり、採用基準がかわいかったから、とか平気で言ってくる。

最低一人は作用されるのは確定であり、極端な話、その他の連中がいなくなれば自動で勝利となる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る