ドルオタの俺たちは青春ラブコメの波に飲み込まれようとしている

紫亜.

第1話 プロローグ

「みのるさん今日も来てくれたんですね!ミサ嬉しいです!」

はあ、今日も相変わらずの可愛さ。もう俺はいつ死んでもいい!

満面の笑顔を俺に向けてくる彼女は、俺の今一番の推しであるミサちゃんだ。

身長は低く顔は童顔。目はパッチリ二重で小顔。今日もツインテールが愛らしい。保護欲をそそる彼女は人気でチェキを撮るにも長蛇の列ができる。

 今はライブが終わり推しとのチェキタイム。

ここは地下アイドルのライブ会場で、ライブが終わり興奮冷めやらぬこの雰囲気での推しとのふれあいは、リアルで削られた精神を癒してくれる最高なひと時なのだ。

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