『小さなお話し』 その218………道場破り

『道場破り』 その１

弟子

『おし、おし、お師匠さまあ！』

師匠

『どうした、ふぐみたいにふくらんで。』

弟子

『道場破りでし。なーんか、やなやつ。』

師匠

『ほー、そなたよりも、やなやつがいるのか。どれどれ。』

道場破りのひと

『ふふふふふ。わたしに、かなうものはいない。みな、ひざまずけ。』

師匠

『なぜ、あなたに、かなうものは、ない、のか。』

道場破りのひと

『ここにいるものは、みな、死ぬのだ！』

全員

『し、しらあ〰️〰️〰️〰️〰️〰️😃』

道場破りのひと

『な、なんだあ〰️〰️〰️〰️。おまえら、みな、死ぬのだあ。』

全員

『だから。なんだ。』

道場破りのひと

『く、く、く！　だからあ！おまえらはあ！』

師匠

『ああ、あなた、むり。帰りなさい。』

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