「あぁ！気がつかなくて、すみません。」

「はぁはぁ…いや、こちらこそすまない。」

「それで、何の御用でしょう？」

「あ！そうだった。君！歌手になってくれ！君みたいにスタイルが完璧で声もいい…そんな人材を全国で探していたんだ。」

「ありがたいお話ですが、俺にそういうのは向いていないと思うので…」

断ろうと続きを話そうとしていたら…

「そこをなんとかできないだろうか…頼む！」

と、俺の言われたら断れないランキング2位ぐらいに入る言葉（頼む）を言ってきた。くそ、俺よ。断ろう！さぁ、すみませんと言うんだ！

「あ～、分かりました。」

逆のことを言ってしまった！やっぱり、断れない。でも、

「ありがとう！やったー、イケメンゲットだぜ！」

喜んでくれてるし、まぁ良かったのかな？

でもさ、「○ケモン、ゲットだぜ。」みたいなノリはどうかと思うけどね。あはは…

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい