第39話 ミス

 コトコはうっかりしていた。


 ここ最近の寝不足のせいか、運が悪かったのか。


 お昼休みに給湯室のポットが空になっていたので水を足した。自動で湯沸かしが始まる。


 目の端に動いている電子レンジが映る——。


 あっ!


 と、気がついた時には遅かった。


 バツン! と音がして、全ての電気製品が停まった。


 バタバタと足音がして、数人が給湯室に飛び込んできた。






 つづく





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る