巻頭詩
このおはなしは、ほんとうのこと
でも何がほんとうで何がうそ?
わたしの語るたくさんのことは
他のひとから見たら
全然違うおはなしになる
すべてのことがこの調子なら
作家はどうしたらいいかしら
もちろん、友よ
彼のおはなしを語りなさい
それか彼の舌をひっつかむか
それかおはなしが終わるまで
待っていても
大して変わる訳じゃない
さあこのおはなしは
読んで貸し借りできるもの
おそれないで、涙はいらない
おしまいなんて無いものだから
This tale's as true as true can be,
For what is truth or lies?
So often much that's told by me
When seen through other eyes,
Becomes thereby unlike so much
These others tell to you,
And if things be the same as such,
What is a scribe to do?
Why, tell his tale of course, my friend,
Or hold his tongue for aye,
Or wait till fictive matters mend,
Which may be by-and-bye.
So here's a tale of things a-near
That you may read and lend
Without a fear—you'll need no tear—
It hasn't any end.
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